任意売却の基礎知識real estate
任意売却とは
任意売却とは、住宅ローンなど銀行等から融資を受けて不動産を購入した方が、まだ債務が残っている段階で融資を受けた銀行等(債権者)に同意を得て不動産を売却する手続きです。
任意売却のメリット
売主
- 競売はご自身の意思にかかわらず、自宅が新聞やインターネットに公告されますので、自宅内部の写真を全国の人々に見られてしまいます。
また借金を返せなかったということが、周囲に知られてしまいます。
任意売却は、借金を返せなかったということが周囲に知られずに売却できます。 - 債権者によっては引越し費用を考慮してくれる場合もあるため、売却後の新しい生活をスムーズに始められます。
- 競売はだれが落札するかわからないという不安がありますが、任意売却は事前に買主がだれかわかるので安心できます。
買主
- 物件にもよりますが、通常の価格の9割程度で不動産を取得できることがあります。
任意売却のデメリット
売主
- 売主が売却価格を自由に決めるのではなく、債権者が最低価格を決めます。
したがって物件によってはあまり安く売ることはできず売却まで時間がかかる場合があります。
買主
- 内覧は基本的に債務者が生活をしている状況で行ないますので、綺麗な状態ではないお部屋を内覧する場合があります。
- 物件数があまり多くないため、買いたいと思ってもすぐには買うことができない場合があります。